参照
特定のコーディングを実行できる、アプリ上の表示で、コーディングが滞りなく実行されたものの、依然として効果が出ていないことが分かった場合、以下の項目をご確認ください。
1.まず、アプリで選択した車両が正しいことをご確認ください。アプリを開くとすぐに、選択した車両が表示されます。
2.選択した車両に誤りはないものの、依然としてコーディングできない場合は、お車にエラーが残っていることが原因かもしれません。
その場合、アプリで診断を実行し、その後すぐにエラーを全て解消してください。その後お車を20〜30分以上放置し(エンジンは切り、KEYを抜いて、車両にロックを掛けてください)、お車の診断モードが安全に解除されるようにしてください。
改めてコーディングする際、エンジンを掛けたまま放置し、通信速度の設定を遅くしてください(アプリの設定画面で行ってください)。
3.依然としてコーディングに効果がない場合、既存のコーディングによって、新しいコーディングの効果がなくなっている可能性があります。その場合は、バックアップで全ECUのコーディングを全て初期化してください。その後、診断を実行しエラーを解消して、効果の出なかったコーディングを改めて実行してください。
4.コーディングするには、機能が利用できるように設定する必要が稀にあります。
・コーディングすると、隣に数字が表示される場合があります(1/3、2/3、3/3)。その場合は、必ずコーディングを全て利用できるようにしてください
・利用可能にするにはKEYが異なるコーディングがいくつかあります。全KEYで必ずこうしたコーディングができるようにし、アプリに表示されるコーディングの概要を読み込んでください。上述のコーディングの他にも、利用可能にする必要のあるコーディングがあります
5.以下のように、車両の設定もいくつか検証できます。
・日中の走行用ライトについては、スイッチを0かAに設定する必要があります
・ウェルカムライトについては、スイッチをAか2に設定する必要があります
・カミングホームライトを点けるには、コーディング後にイグニッションをオフにし、ヘッドライトを点滅させます。制御装置が頻繁に再起動するようになります。これにより、再起動すべき機能が特定できます(iDriveのワンタッチシグナル、iDriveのロック時やロック解除時のシグナルライトなど。)
・KEYフォブ機能の多くについては、往々にしてボタンを長く押せるようになっているか、車両に近づけられるようになっています(KEYフォブのバッテリーが切れかかっている可能性があります)
・電圧が非常に低い場合、エネルギーを抑えるため、車両に搭載されている消耗品の電源(ロック時やロック解除時のウェルカムライトやシグナルライトなど)が切れている可能性があります
6.依然としてコーディングに効果がない場合、こちらのお問い合わせフォームよりカスタマーサポートにお問い合わせください。